痛みの原因
痛みの原因には、炎症によるものと血流不全によるものと二種類あります
炎症とは、急性期のケガなどにより患部が腫れ上がり、熱が発生し赤く膨れ痛みを伴います
血流不全によるものは、疲労困憊の状態が続いたり、寒さで血の流れが悪くなったり同じ姿勢を保持していることで血流が悪くなると痛みになります
ですから痛みがある場合、この二種類のどちらから来る痛みなのかを判断します
熱による痛みであれば、基本的に冷やさないといけません。
それと心臓よりも患部を高くしてさらに患部を圧迫することです
これをRICE処置といいます
これでも痛みがまだ続くようであれば、消炎鎮痛剤を服用していきます
これで大概の炎症による痛みは引いていき痛みも楽になっていきます
血流不全による痛みの場合、基本的には温めて循環を良くすることが重要です
できれば患部だけを温めるよりも体全体を温めることで全身の血の巡りがよくなります
全身を温めることで患部の血流もさらに持続的にアップしていきます
また患部の周辺の筋肉を十分にストレッチし、さらにマッサージなどすることでより循環が良くなります
できれば、足先や手先から心臓の方へと血を送る返すようにマッサージをしていきましょう
痛みやムクミが取れてきます
これを毎日継続して行う事です
炎症による痛みの方が早く治まります
血流不全からの痛みは、長年の歳月が経過して一気に爆発して痛みを引き起こすケースが多いので、一度痛みが取れたとしてもまた忘れたころに痛みが再発する可能性があります
ですから、毎日できれば朝と夜に一日二回ほどマッサージと温め効果を行うとよいでしょう
温める時には、そのやり方ですが、単純に入浴でもかまいません
この場合、入浴剤などをいれてゆっくりとお風呂に浸かるとよいでしょう
また当院では、特に循環不全などが冷えから来るものであれば、ビワの葉温熱灸というもので徹底的に体を温めていきます
ものすごく体がポカポカして気持ちのよい施術法です
慢性の痛みをお持ちの方は、そのほとんどが血流不全が隠されていますのでご理解していただけると、どうすれば痛みを根本から取ることができるかお分かりだと思います