腰椎ヘルニア、坐骨神経痛、そして脊柱管狭窄症の話
当院には、腰部ヘルニアや坐骨神経痛、そして脊柱管狭窄症と病院から診断を下され、なかなか良くならないと紹介で遠方からご来院される患者さんが沢山いらっしゃいます。
レントゲンやMRIでは、たしかにヘルニアの症状や脊髄の中が狭くなっている所見があります。
ただ、今の症状とこのヘルニアや脊柱管の狭さが直接の原因である可能性はかなり低い時が多いのです。
というのはヘルニアや脊柱管狭窄症で手術をした人に聞いてみると、手術した後でも、あまり症状が変わらない人が意外と多いのです。
実際にヘルニアや脊柱管狭窄症で手術が必要な人は、実は10人に一人以下と言われています
つまり、本当にヘルニアや脊柱管の狭さが症状を悪化させている人は、わずか10%以下であるということです。
あとの90%強の人は、この症状とヘルニアや脊柱管の関係性は無いのです。
では、この足のしびれやツッパリ感や痛みはどこから来るのでしょうか?
<では、そもそもの原因はどこなのか>
原因は、一つではありません。
でも考えられることは、たくさんあります。
実際に当院でもこれらの原因を探り、そこから施術をすることで症状がみるみる良くなっていますので、良くなった人の結果からその原因が何だったかを逆に探すことができます
<ヘルニアや脊柱管狭窄症の原因として考えらえるもの>
*瘀血
*交感神経の異常興奮
*ストレス
*循環不全
*冷え
*運動不足
*疲労
*寝不足
*環境の変化
*生活の乱れ
*食事の変化
<ヘルニアや脊柱管狭窄症の原因を詳しく解説する>
上記のようにヘルニアや脊柱管狭窄症の原因はたくさんありますが、当院での施術では、ほとんどが実は血液の流れが悪くなることが根本的な原因だったのです。
交感神経が高まると血管の収縮が高まり血液の流れが悪くなる
ストレスが加わると交感神経が高まります。そして血が流れなくなる
冷えが原因で血液の循環不全を起こし血が流れにくくなる
運動不足で筋肉を使わなくなるので、筋肉の中の血液循環も内臓機能も低くなり血が流れにくくなる
さらに、疲労で乳酸がたまると血が滞る
そして環境の変化でストレスが加わり、食事が乱れることも重なってさらに血の流れが悪くなっていく
寝不足は、夜に内臓を休ませないといけないのが、深夜から明け方まで起きている状態が続くと、肝臓や脾臓など血液に関係する器官が十分に機能しなくなり、血を体全体に流すことができなくなる
すべて上記に並べている原因は、これらのことが原因で結局のところ、最終的に血液の流れが悪くなるということが一因しております
この血液の流れが悪くなり、体の弱い部分や悪いところに血が止まってしまうと、痛みやしびれやツッパリ感や違和感などの症状となって最終的に現れます。
この血が止まってしまって、同じ個所に必ず痛みを起こすことを「瘀血」と呼びます
つまり、ヘルニアや脊柱管狭窄症の根本的な原因は、「於血」が90%以上なのです。
ですから当院では、この瘀血を徹底的に取り除く施術をしていくのです。
いくら病院で腰をけん引したって、電気をかけたりマッサージをしても、また温熱を加えても根本的な血の流れを良くしていかないと、この症状は楽にはならないことが多いです
たしかに施術をした後は、多少は血の滞りも良くなるのでいくらかは楽になるでしょう。
しかしまた翌日には、元の痛みやしびれのある状態の戻ります。
それは、瘀血を取り切れていないからなのです
<当院での具体的なヘルニアや脊柱管狭窄症の施術は>
当院は、遠方や他県から時間をかけてヘルニアや脊柱管狭窄症の施術に来院しております
そして当院で結果を出しています
では、当院では、他の施術院と施術法について何が違うのか?
それは、徹底的に瘀血を取り除くことを目的としているからです
瘀血は、その場所に古い血が行き場を失って止まっている状態です
ですから、一度この古い血を外に出してやり、さらにそこに新しい新鮮な血液を入れていくのです
しかも、勢いの良い血液をたっぷりと流しこんでいくのです
毛細血管という細い血管の中に血液が止まっています。悪い血が何年も前からそこに止まっていて、その流れない血が瘀血となり痛みとしびれになるのです
もうメカニズムは分かったのです
この小さな細い血管も見逃さずにしっかりと根こそぎ古血を取り除いて新鮮な血を入れ替えるのです
当院では、独自に編み出した針治療と灸治療と温熱治療を併用しながら徹底的に施術には時間をかけて古い血を取り除き、新鮮な血液を流し入れ痛みやしびれが出ない状態にまで追い込んでいきます
ですから、一人に約1時間半以上の施術時間が掛かることがあります
人にもよりますが、平均で7~10回前後の施術で、あんなに辛かった痛みやしびれが戻らなくなります
当院は、遠方や他県からも連日患者さんがいらっしゃるのです
さらに病院からの紹介や治療院からの紹介で当院に来る患者さんもおります
<病院で手術しか治る方法が無いと言われたら>
大きな病院の先生に、あなたの症状は、これ以上の痛みやしびれを取るには、もう手術しかありません、と言われたら、ぜひ手術をする前にご連絡をください。
仮に手術をした後に、まだ痛みやしびれが強く、術後に当院に来る患者さんもいらっしゃいますが、手術をした後では、施術の効果が薄れてしまいます。
それは、なぜかというと、メスで体を切ってしまうと、人間の体には、経絡という流れがあり、ツボとツボを線で結んだものが経絡ですが、そこをメスによって切断してしまうので、手術による傷口や手術痕があると、経絡が切断され針治療や灸治療の効果が落ちてしまうのです。
ですから、できれば手術をする前に来院することをお勧めします。
ただ、手術をした後の患者さんでも、時間をかけて施術をすれば、良くなっていきます。
この場合、傷口治療、手術痕治療という処置をしてから施術をしていきます
まず、傷口と手術によって遮断された経絡をなるべく別のルートでつないでいく施術を当院で行い、それから本格的な施術へとつないでいくのです。
そのため、手術をした人では、施術の回数が他の人よりも多くなってしまいます
ただ、根気よく施術をすることで必ず良くなりますので、安心してください。
~<今回のまとめ>~
腰部ヘルニアや脊柱管狭窄症の症状をお持ちの方は、何か所も施術に行っていることでしょう。そして病院では手術を勧められ、どうすればよいのか人生の岐路と言っても過言ではない状態に立っていると思います。
治療院選びは、これは運です。そして縁です。
ご縁がありましたら、一度当院でお話をお聞きしますのでご遠慮せずに問い合わせください