立ち上がり動作をいつまでも自力で行うためには 1

folder未分類

年齢と共に立ち上がり動作が辛くなってきます

 

立ち上がり動作とは

たとえば

 

ベッドからそのまま立ち上がる

 

トイレでのズボンの上げ下ろし

 

入浴場面での椅子から立ち上がる時

 

浴槽から出るために立ち上がる動作

 

日常生活での立ち上がり動作にはこのようなものがあります

 

普段何気ない事のように簡単に行っている立ち上がり動作ですが、

 

歳と共にきつくなってくるのも事実です

 

気が付いてみると、やっとの思いで立ち上がっている人、いませんか?

 

これは、かなりの危険信号だと思ってください

 

これを放っておくと、自分一人では立ち上がれなくなり

 

やがては、人の手を借りなくてはいけなくなる日が来てしまいます

 

つまりは介助者が必要となってしまいます

 

自分のことは何歳になっても自分で出来る状態でいたいですよね

 

人の世話になるのは何となくいやですよね

 

そこで、いま立ち上がり動作に不安を抱いている人は

 

明日、いや今日からこの運動というかリハビリ(体操)を一日たったの10分間

 

行っていきましょう

 

立ちにくくしている原因は筋肉の衰えです

 

病院でこのことを相談すると、ほとんど返ってくる答えが

 

歩いてください。そして体重を落としましょう

 

こんなことは、素人でも分かりますよね

 

立ちにくい状態である人は、立つときに必要な筋肉が衰えてしまっているのです

 

ですから、歩いても歩く時の筋肉は刺激されますが、立つ時の筋肉には刺激がいきません

 

そこで立つときに必要な筋肉を単純に鍛えていけば、立つ時にも楽にスッと立つことができます

 

その筋肉は大腿四頭筋という筋肉です

 

この筋肉が年齢と共に自然と薄くなってしまい力が落ちてきてしまうのです

 

先ほども出てきましたが、この筋肉は、歩いても刺激はいっても筋力や筋肉を大きくすることはできません

 

逆に歩けば歩くほど、有酸素運動といって体はスリムになりますが、その分、この大腿四頭筋もさらにスリムになります

 

つまり、スリムになるということは、筋肉量も落ちてきてしまいます

 

大腿四頭筋は、人の体の中で一番大きな筋肉です

 

ですから、鍛え方によっては、すぐに筋力も付きますし、筋腹も大きくなります

 

筋腹が大きくなると筋力が付いてきて、立ち上がりがスムーズにとても楽にできるようになります

 

また転びにくくもなってきます

 

この筋肉は、四つの筋肉が合わさって一つの筋肉になっています

 

四つの筋肉とはちなみに

 

大腿直筋

 

内側広筋

 

外側広筋

 

中間広筋

 

スポーツ選手は、この四つの筋肉をそれぞれ個々に分けてトレーニングをしていきますが

 

スポーツで勝負を付けることが目的ではないので、分けて運動する必要もありません

 

単純な誰でも出来る動作を毎日たった10分行うだけで、一生立ち上がり動作が楽にできます

 

つまり、一生、誰の力も借りずに歩行、移動、立ち上がり動作が楽にできますので、これから話していく運動を実践していきましょう

 

よく患者様から質問をされるのが、毎日この運動をやっているのに、まだ立ち上がりが辛いんです。という質問

 

どうしても焦って結果を求めてしまう気持ちも分かりますが、筋肉が運動を始めて筋力が付いてくるのには、最低二か月が必要です

 

つまり、運動をはじめてから二か月間はあまり効果を期待しない事です

 

長い目で見ていきましょう

 

この運動のやり方は、次回のブログで詳しく書いていきますが、とても簡単にできます

 

そして、楽に立ち上がる事ができてしまうと、皆さん安心して運動を止めてしまう人が多いのも事実です

 

歯磨きと同じ考えでいけばいいんです

 

歯磨きは、途中で止めてしまいますか?これと同じです

 

毎日歯磨きをしますよね

 

この大腿四頭筋の運動も生活の一部分にしてしまうのです

 

歯磨きと同じように

 

毎日のルーティンとして大腿四頭筋の運動を一生おこなっていくのです

 

普段運動をしていない人は、とても運動を面倒くさがります

 

勉強も同じです。普段机に向かって勉強をしていないと、急に机に向かってもすぐに飽きてしまいます

 

しかし、毎日コツコツと10分間机に向かって本でも読んでいると、それが習慣化されてきて、徐々に机に向かうことが当たり前になってくるのです

 

これが習慣化です

 

運動も同じです。しかも難しい運動ではなく、単純な運動です。

 

辛い運動、きつい運動と思ってやっていても、毎日コツコツと10分間やっていると、それが生活の一部になってきます

 

先ほどの話ではないですが、歯磨きをすごく面倒くさいと思ってやっていますか。

 

たしかに考えてみると面倒くさいとも思いますが、それでも毎日苦痛なく何気にやっていますよね

 

それと同じです

 

これから年齢と共に若くなるのであれば筋肉も増えて細胞も増えて立ち上がり動作など簡単にできるでしょう

 

でも、人間は、徐々に年を重ねていきます。

 

年を重ねていくと老化という問題が生じてきます

 

筋肉は、鍛えれば衰えることはありません

 

96歳の男性でも現役のボディービルダーとしてすごい体をしている人もいます

 

もちろん、立ち上がり動作もスムーズに出来ますし、それどころか走ることさえ出来ます

 

この方を例に出しましたが、実はこの方も75歳を越してから体力の衰えを感じるようになり、足も不安定になってきたそうです

 

この方は当院に相談に来られた一人です

 

それから20年以上運動を続けているそうです

 

同年代以下の仲間はみんな介護を必要としている人が多いんだよね、と先日も話しておられました

 

おかげで元気に自分で何でもできるので、これからも毎日自分のペースで筋トレをやっていくとおっしゃっていました

 

私もそれを聞いてとてもうれしいです

 

皆さんも、いつまでも自分のことは自分で出来る体制を整えておきましょう。

 

一生、杖もいらない生活が理想ですよね

 

次回は、具体的に立ち上がり動作の運動のやり方を話していきます