動かずにじっとしていると腰が痛い症状

寝ている時の腰痛、じっと動かずに休んでいる時の腰痛など、これを安静時痛と呼びます。急性の腰痛で、安静時痛を訴える時には、炎症性特有の症状であったり骨への影響(骨折、不全骨折、剥離骨折)などの原因があることが多いです。しかし慢性期に至ってしまった腰痛、もしくは受傷起点の無い腰痛で、しかも安静時痛がある場合には、内臓の病変があることを視野に入れておく必要があります。内臓疾患が進行していくと内臓体制反射が起こり、安静時痛として腰痛が現れることが多いです。例えば寝返りをうつときだけ腰痛がある場合には、筋肉や関節に原因がある可能性が高いのですが、寝返りよりもむしろじっと動かないでいる時に現れる腰痛は、内臓の疾患が隠れていることが考えらえます。この鑑別診断はとても重要です。慢性期の安静時腰痛の時には、まずは速やかに精密検査を行う事をお勧めします。